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アラサー大卒がTOEICを初めて受けた話

こんにちは、comoです。

私が高校生・大学生のときは、英語能力の資格と言えば、まだまだ英検一強の時代でしたが、最近はTOEICが人気ですよね。就活で重視されるのもTOEICな場合が多い模様。私のライフステージが変わったのもあって、目に入るのはもっぱらTOEIC

TOEICとは無縁な生活を長らくおくっていた私ですが、アラサーになってTOEICにチャレンジすることを決意しました。きっかけは、職場に英語喋れるTOEICホルダーが多かったのと、希望していた就職先の履歴書フォーマットにTOEICの点数を書く欄があったから。たったそれだけの理由でしたが、TOEICの勉強はめちゃくちゃ楽しかったしまたチャレンジしたいと思っているので少しご紹介します。

comoの英語力

振り返ってみれば、私が英語を勉強した思い出と言えば、中学3年の時に英検準2級を取得しオーストラリアに2週間行ったのと、高校3年生の受験の時くらい。センター試験も7割くらいだった記憶があります。中学英語はとても得意だったんですが、高校英語はピンと来ず、軽く挫折。結果、平々凡々な英語力になったと思います。

中学時代のオーストラリアでのホームステイ時も、練りに練ってきた会話パターンでほとんど乗り切れてしまい、期待していた即時応答力はあまり身に付きませんでした。ゼロから自分で考えた英会話として唯一記憶があるのは、「Have you ever been to here?」と「I would like to send this postcard to Japan.」くらい。まあそんなもんです。

洋画も堂々と吹き替えで見てますし、ビジネスで英語を使ったこともない。自慢することではないですが、本当によくみる日本人の英語力平均ドンピシャだと思います。

勉強に使ったもの

TOEICを受検するにあたって、私が主に使ったのは「abceed」というアプリ。

アプリをダウンロードして最初にオンライン模試を受けると、現在の予測点数と苦手分野がわかり、目標点数の設定に応じて問題を出してくれるという優れものです。

無料会員登録をすると最初の数日間は有料プランを使わせてくれるのですが、あまりにも有料プランの予測点数精度とUIがすばらしかったので、無料期間終了後に有料プラン(6,600円/3カ月)に入会しました。

とにかくこのアプリが最強。数ある英語参考書から問題が出題されるので、何冊も参考書買うくらいならこのアプリ入れとけばOKって感じです。

特にリスニングの勉強って、本についているCDとかだと聞いたことある問題ばかりになってしまい、本当に実力が上がっているのか不安でした。TOEICはリスニングが半分、リーディングが半分の配点ですから、リスニング対策はめちゃくちゃ大事。その点、ガンガン新しい英語を聞かせてくれるabceedはとても素晴らしいアプリです。

「おすすめの問題」というボタンをタップすれば、アプリが自動的に絶妙な難しさの問題を出してくれる。最初は間違うのが嫌で苦しかったのですが、だんだんマゾヒズム的快感に変わっていきました(笑)

abceedの欠点はというと、リスニングの練習時にイヤホンを使っていたので、本番の環境に若干とまどったこと。耳に英語以外の雑音が混じったり、細やかな発音を頼りにしすぎて聞き逃したり、ということがありました。許されるなら、ノーイヤホンで使用した方がいいかもしれません。

それから、単語演習は選択肢がある問題ばかりなので、予測で正解できちゃうところも欠点ですね。なんの選択肢もなくズバッと単語の意味を答えられないと、時間が勝負となるTOEICでは厳しいんじゃないかな。私は単語に関しては、TOEIC界で有名な「金のフレーズ」を使いました。

 

 


それから「ボキャスタ」というYouTubeチャンネルでゲーム感覚で補強していました。

結果はというと

3カ月の勉強を経て、獲得した点数は、、、

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685点!

リスニングが350点、リーディングが335点。

見てお分かりの通り、得点源とすべきPart2とPart5で躓きまくっています。
時間配分としては、本当にギリギリで最後の問題まで目を通せた、という感じでした。

どうでしょう。まあ初めての受検なので、良かったとも悪かったとも言いづらいのですが…(笑)なんとか700超えたいなと思っていたので、正直悔しさが残ります。

でも、全く勉強していなかったブランクを考えれば、TOEIC中級程度までもってこれたのはうれしい!

TOEICでは、学校の英語教育では習わないようなビジネス上のやり取りが登場するので、大人になって受検するのがおすすめです。社会人であれば「こういうことあるよね~!」という場面のオンパレード(といってもTOEICの世界観ではトラブルが多すぎるけど)で、リアルに場面を想像しながら問題を解くのと、学生の時に受けるのでは、心象が違うんじゃないかなと思います。

ちなみに、TOEIC L&Rテストは、どこまで行ってもインプットの練習にしかなりません。語彙は多少増えるかもしれないけど、相変わらず喋れない、書けないので、英会話を楽しみたい方にはあまりおすすめしません。英文を読む必要があったり、ビジネスメールで英語を使ったりする方にはかなりおすすめですが。

そんなわけで、最近は会話力不足を解消するために、オンライン英会話を検討し始めています。またそれは追々記事にできたらいいな。